信頼度のチェックポイント
信頼されていたものが崩壊することがけっこうある。
食品・インフラの安全性、権威などの信頼が失墜するなどだ。
信頼度というものについて考えてみよう。
多くの人が信用する理由を挙げるとつぎであろう。
・ 有名だから
・ みんなそうだから
・ 過去そうだったから 歴史があるから
・ 大手だから 公共機関がやっているから
・ 他よりよかったから
・ 権威があるから 海外でもそうだから
・ 実績があるから
・ 人気があるから
・ 最近、流行だから
信用が崩壊した後のパターンはつぎのようであろう。
・ だまされた側が悪い(自己責任)
・ 過去(失われた時間、資金)はどうしようもない
自己責任が求められるのであれば、情報の開示や拒否権、他のサービスの選択肢が必要であろう。情報が非公開だったり、拒否しようがないなら責任の取りようがないからだ。
信頼度のチェックポイントを列挙するとつぎのようになる。
・ 情報の開示に積極的か、情報は十分か
・ ムラ社会になっていないか、閉ざされていないか
・ 純粋培養がよいという価値観になっていないか
・ ずっといただけの人が偉いということになっていないか
・ 一部の担当だけでやっているのではないか
・ 自分自身の改善に積極的か、マンネリになっていないか
ファンドでもマンションでも、難関資格、大企業・大学でも、想像していなかったものが崩壊していく事例がいくらでもある。
そこで、身の周りで上のチェックリストに該当する人、組織を探してみる。
少し怪しいなと思ったら、時間・お金・労力をつぎ込まないようにする。投入した資金は回収、撤収しやすくしておく。崩壊するとどうなるか想定し備えをしておくとよいことになる。